「日傘」(ひがさ)
夏にさすひざしよけの傘で、女性のもの。絵日傘は竹で骨や柄をつくり紙や絹を貼ったもので、絵や模様のついたきれいななもの。
日傘さし くるくる廻す 児を供に 日傘閉じ 木陰に憩う 日本髪
- 2007/06/09(土) 06:31:56|
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「風薫る」 (かぜかおる)
嗅覚に焦点をおいている風。青葉、青草を吹く風がその香りを運んでくると感じる。
風薫る 同行二人の 道すがら
- 2007/06/08(金) 01:36:31|
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「青嵐」 (あおあらし)
5月から7月の頃、万緑を吹く風で、強い感じの風をいう。青葉、青草を吹きゆるがせる印象が、青風の青からよく伝わる。視覚的には「青嵐」であり嗅覚的にみると「風薫る・薫風」の季語がある。
横綱の 不知火型や 青嵐
- 2007/06/06(水) 05:39:12|
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「夏の川」 (なつのかわ)
夏の川には色いろな表情があり、水かさを増した川、山間の谷川、 都会の濁り川、子供が遊ぶ野の川など、それぞれ独特の味がある。
夏の川 朽ちて沈みし 渡し舟
- 2007/06/05(火) 03:58:08|
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「打水」 (うちみず)
夏に涼味をよぶ人の工夫。風も涼しげになるようで心地よい。
打水と 下駄の音聞く 昼下がり
- 2007/06/03(日) 06:25:55|
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「苔の花」 (こけのはな)
苔は胞子でふえる植物だからもちろん花は咲かない。その形や感じ から花のように見える。梅雨のころ陰湿な地に張り付くように繁茂す る。
わが庭の 主役なりたる 苔の花 苔の花 朝日にあたりて 立ち上がり
- 2007/06/01(金) 05:52:03|
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「雪渓」 (せっけい)
高山の斜面のくぼみ、渓谷などに積もった雪は夏にも消え残る。壮麗雄大な景色
雪渓を 仰ぎてはるか 碧き空 雪渓を 昇りてはるか 目指す山
- 2007/05/31(木) 05:10:32|
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