ほのぼのノリかめ日記

屋上の三角形(読書感想)・第2回JUNON恋愛小説大賞

題名   屋上の三角形(大賞)
作者   水谷唯那

幼馴染の男の子2人と女の子1人の揺れる恋?物語。アブノーマルがノーマルな現在を反映した作品かな。


題名   愛のシアワセ(優秀賞)
作者   嶋田うれ葉

姉妹が愛した男が同じ人だったら、あなたならどうしますか?

題名   君にサヨナラを捧げる(優秀賞)
作者   梅田優次郎

ある女性の生死を彷徨ったときの夢物語が実は・・・。

題名   体育館ベビー(特別収録作品)
作者   鹿目けい子

男性教師と教え子が愛し合った結果が、その子供に何をもたらすか・・・。


 第1回でのお気に入りは鹿目けい子さんの「同級生」でしたが、今回の特別収録作品は映画化されるようですが、私的にはあまり気に入った作品ではなかったです。
今回の中では「君にサヨナラを捧げる」がよかったですね。
  1. 2008/05/25(日) 20:05:23|
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天然コケッコー(読書感想)

題名「天然コケッコー」
原作「くらもちふさこ」
作者「下川香苗」映画ノベライズ

 映画は観れなかっのが残念。
 舞台は私の故郷に良く似てますが、山沿いと海沿いの違いがあります。
 地名も私の故郷は中村で本では木村。高校のある隣町は同じ森町です。
 小中学校に中2の男の子が東京から転校して来て、同級生の女の子は浮き浮きですが。本人達の淡い恋と、親達の昔の恋物語が絡んで。
 下級生達とのふれあい、ほろ苦い修学旅行(東京)。高校進学で東京に行きたい男の子と、地元森町にある高校に二人で行きたい女の子。
 親達の昔の恋物語が今、色々と絡んできて、大人の対応が微妙ですが。
 でも、ゆっくりと時間が流れてほのぼのとした物語です。
  1. 2007/10/12(金) 05:48:51|
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はじまりの空(読書感想)

題名「はじまりの空」
作者「楡井亜木子」

 高校2年生の女性の21歳の姉ができちゃった婚、31歳の男性と。
その男性にはバツイチの34歳の兄が。
 17歳の主人公には当然ながら同年代の彼がいる。
 34歳の男は「結婚披露宴」でドタキャンされ、女性に対するトラウマがあり、恋することが出来ない。
 いつしかこの義兄に恋する主人公と、誰にでも優しいが一歩が踏み出せない中年バツイチ男との恋模様。
 二人きりのパリ旅行で・・・。
「はじまりの空」いい題名です。
 この小説は女性がどんな男の言葉で傷つき、また癒されるとか、どんなところに男のセクシーさを感じるのとかが描かれていて勉強になりました。もう男のセクシーなんて、ひとかけらもない私ですが。
  1. 2007/10/07(日) 20:08:41|
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コスモス(読書感想)

題名「コスモス」
作者「光丘真理」

再婚した夫婦に中学3年生の男の子と女の子がいて
再婚により、血縁関係はない兄弟になってしまった。
この二人の恋模様が高校受験まで描かれている小説です。
難しい年頃の女の子と意外と覚めた感性の男の子が
一つ屋根の下で暮らしながら、いつしか好意を抱く二人。
そんな青春小説です。
  1. 2007/09/13(木) 19:47:42|
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あの日に戻れたら(読書感想)

第1回JUNON恋愛小説大賞の選考作
4つの物語

題名「あの日に戻れたら」(第1回大賞)
作者「山田奈津子」

題名「美しく咲いていけ」(第1回特別賞)
作者「風空加純」

題名「恋人は透明人間」 (第1回優秀賞)
作者「植松拓也」

題名「同級生」     (第1回優秀賞)
作者「鹿目けい子」


私的には「同級生」がお勧めかな。最後で泣けたので。

 同級生の女の子(ただし留年して。)、隣の席の男の子が入院したその子を女性の担任と強制されて二人で見舞いにいくことに。
男の子には北海道在住の高校3年の女の子のメル友がいた。
実は入院した女の子と北海道のメル友は同一人物だった。
そして女の子は病気で亡くなり、メル友からのメールも来なくなる。
高校卒業の日、メル友からメールが・・・・。
あとは読んで下さい。
読んで、ちょっとほろっと泣いて下さいね。
  1. 2007/09/08(土) 06:55:21|
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遠くの空に消えた(読書感想)

題名   「遠くの空に消えた」
原案   「行定 勲」
ノベライズ「益子昌一」

本屋でふと手に取り、カバーをめくると次の言葉が
知ってるかい?
 蜂は航空力学的に言えば、
 飛べる構造じゃないらしいんだ。
 なのに実際は飛んでるだろ。
 なぜだと思う?
 蜂は飛ぼうと思ったから飛べたんだ
。」

つい買って、一気に読んでしまった。
映画のノベライズなのでいまひとつ深みがないが
映像を想像しながら読めば、こんなものかな。

友情と出会い

ぼくには、奇跡が起きた。
 ぼくたちには、奇跡が起きた。
 出会いという奇跡が・・・・


純粋な小学生達の友情と、昔、純粋だった頃の小学生が大人になっての友情。
興味のある方は映画を観るように読んで下さい。
  1. 2007/08/06(月) 04:52:48|
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守護天使(読書感想)

題名「守護天使」
作者 上村 佑
   第2回ラブストーリ大賞受賞作

 これが、この内容でラブストーリ?でも面白い。50歳の禿でデブで家族も見放したうだつのあがらない男の初恋?電車で見かけた女子高校生に心臓が「どきどき」恋だ、初恋だ?と、のたまい、ひたすら彼女を守る、守り抜くと決心し行動する。
はちゃめちゃだけど面白い。彼女を守り抜いたとき、なぜか下半身丸出し、しっかり彼女にも見られ・・・・・。
是非一読を!
  1. 2007/07/12(木) 06:07:39|
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きよしこ(読書感想)

 題名「きよしこ」
 作者「重松清」

 この作者の本は初めて読みましたが、大変感動しました。吃音(どもること)の少年の物語を年代ごとに、実に淡々と綴っています。
 名作ですね。(ココロさんに紹介された本です。)

 吃音のためこころのなかでは自由に、どもらずに話せるが、人前ではどもってしゃべれない。父親の仕事の関係で転校が多く、転校初日の自己紹介で、どもるために笑われ友達がなかなかできない。カ行とタ行がどもるため他の言葉に置き換えて話そうとするがそうはうまくいかない。
 この少年の小学生、中学生そして高校生の時のお話。

「乗り換え案内」と「北風ぴゅう太」の章では泣かされました。

「伝わらない心」「伝えたい心」「伝えるためには言葉に出して話さないと伝わらない」「たとえ吃音でどもろうとも」

 「きよしこ」とは「きよし、この夜」を「きよしこ、の夜」と誤解。
 「きよしこ」とはどもらずに少年は自由に話せる。
 
 きよしこの言葉
 
それが本当に伝えたいことだったら・・・伝わるよ、きっと

 作文が上手で、野球も上手でココロ優しい少年が吃音のため如何に生きて行くかを描いた作品です。自分を見失なわずに、自分という自己をしっかり確立している姿は素晴しいとおもいます。
 是非読んでみて下さい。


 
  1. 2007/06/01(金) 22:21:37|
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ある愛の詩(読書感想)

 題名「ある愛の詩」
 作者「新堂冬樹」


 小笠原に住む青年・拓海と東京都に住む音楽大学生の女性・流香との純愛物語。「ある愛の」の題名通りの素晴しい物語。読みながらまた、泣いてしまいました。拓海の純粋無垢な性格。父親を海難事故でなくし、母親は悲嘆のすえ自殺。それでもおじいさんに育てられ、小笠原の自然と融合した生活で素直に子供みたいな自然児に成長した姿。

 最初のプロローグ「青の詩」で小笠原の海での傷ついたイルカと拓海のふれあいは拓海そのものであり、まだ一度も小笠原に行ったことのない私が、イメージとしてまるで映像を見るように小説を読めました。

 海岸での流香との出会い。マリンスターを求めて二人で海中に潜るシーンもすばらしい描写です。母に裏切られ「愛」を信じられなくなった流香の心を感じそばにいようとする拓海。
 
 おじいさん留吉の言葉
 「お前はたくさんの愛を持っておる子じゃ。だが、愛しかたと愛され かたを知らん。そばで、見守ることだけが愛だと思っとる。それは悪 いことじゃないが、ときには求めることも必要じゃ。」

 東京に出てきても、この言葉通り、見守る事しかできない拓海。東京の夜の明るさを
 「月の光が行き場所を失っている。」と感じる心。

 色んな出来事があり、行き違い、かん違いで心と心がすれ違う2人。
 
 最初に出合った時
 「君のことが好きだ。」
 と告げた拓海。
  軽々しく何も私のこと知らないのに好きとか言わないでと流香に言 われ、
 「人を愛するのに時間や、理由がそんなに重要なのかな?」
 
 「たしかに、僕は君のことをなにも知らない。名前だって、今日、初 めて知った。けれど、僕にはひとつだけわかっていることがある。い つの時代に君と巡り合っても、僕は出会った瞬間に告白しただろうっ てことを。」

 最後まで見守る愛し方しか出来ない拓海の「愛」。
 ひとり小笠原に帰る拓海。
 
 その愛にやっと気が付く流香。
 ひとり拓海のいる小笠原へ。
 消えないで・・・今度はわたしがあなたを守ります。
 
 寄り添い歩く白砂に足跡をつけて行くように、
    ふたりの恋はこれから始まる。

 もし興味のある方は是非読んでみてください。

この小説を紹介してくれた「ココロさん」ありがとう。




 
  1. 2007/05/30(水) 06:00:46|
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あなたへ(読書感想)

 題名「あなたへ」
 作者「河崎愛美」

 15歳の作者。わたしとあなたと言うだけで名前がついてない主人公達。小説に出てくる人には固有名詞がない。わたし、あなた、あなたの友達、あなたのお父さん、あなたのお母さん。めずらしい小説。わたしがあなた(すでに亡くなっている)に書く最後の手紙の形式で話がすすむ。電話でもメールでもなくひたすら手紙を書き続けるわたし。たまに本当にたまにしか返事を書かないあなた。会う時は偶然にしか会えない二人。手紙で一方的に会う約束をするがあなたは来ない。偶然の雨宿りでの出会い、友達といたら偶然にあなたみつけた等、本当に会えるのは偶然ばかり。摩訶不思議な展開。彼の写した写真が効果的に使われ仲を深めていく。そしてまた手紙で一方的に会うことを約束する私。その日あなたは交通事故で亡くなる。会う約束の時間に。こんな小説もあるんだ、そんな感じ。少々無理がある小説ですがそれを計算して書かれているから凄いのかも。そして最後「愛しています」で締めくくられている。この恋愛小説?で「愛しています」の言葉はこの一回だけ。作者に脱帽です。
  1. 2007/05/25(金) 06:20:39|
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