
(写真と文は関係ありません。)
何時ものように22時の遅番の仕事が終わり、バスで帰る。
バス停で降り家まで歩く。
曇りの日、蒸し暑く風も無い。
家の近くの公園の横を歩いていたら、
「おじさん。押して。」
と女の子の声が聞こえた。
空耳かと思ったが、
「小さいからこげないの。」
とまた。
公園のブランコ、4つあるブランコ。
暗がりでよく見ると風もないのに3つのブランコは揺れていたが、
1つのブランコは止まったまま。
そこから声が聞こえて来た。
近づくと白いワンピースを来た可愛い女の子。
「おじさん、押して。」
私はウンと答えて押した。
女の子は嬉しそうに、
「もっと、もっと押して。」
何回も何回も押した。
「もっと強く。」
「分かった。強く押すから手を離さないでね。」
「うん」
強く押した瞬間、女の子はブランコを離れ暗闇に浮くと、
「おじさん、ありがとう。」と言うと暗闇に消えた。
お盆の出来事です。
ここだけのお話です。
- 2014/08/15(金) 18:30:38|
- ここだけの話
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美瑛に願いを叶えてくれる緑の丘があるそうです。
願いを心で唱えながら、(声に出したらだめですよ。)
緑の道を歩いていくと
緑の丘のいただきでその願いが叶うそうです。
あなたは何を願いますか?
ここだけの話です。

この丘の上に木のベンチがひとつ
ここであなたが会いたい人に会えるとしたら
誰に会いたいですか。
私なら
亡くなった母親に会いたいですね。
孫娘と一緒にこの道を登って
母親にひ孫を見せて、遊んで欲しいです。
二十歳になった未来の孫娘にも会いたいですね。
孫娘が二十歳になる前に私はあの世ですから。(笑)
子供の頃の過去の自分にも会いたいかな。
「お前の人生、色々あるけどいい人生だぞ。」
なんて話したりして。
あなたなら誰に会いたいですか?
さあ、笑顔でこの緑の道を登り
会いに行きましょう。
あなたの会いたい人に。
ほら、ベンチに座ってあなたが来るのを待っていますよ。

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- 2013/10/17(木) 05:30:20|
- ここだけの話
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昔
「私ね。、明るい人よりちょっと影のある人が好きなの。」
と女の子に言われてふられたことがある。
「影のある人?」
私には影がない?
晴れた日に見たら私には影があるのに。
そんな意味ではないですね。(笑)
「影のある人」になりたかったのですが、なれず。
「影の薄い人」にはなったようです。(笑)
ここだけの話です。
写真と文は関係ありません。(笑)

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- 2013/03/18(月) 05:30:48|
- ここだけの話
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| コメント:14
虹の写真はこれで終わりです。
虹の根元には宝物が埋まっているそうですが
掘っている人を見たことないですね。(笑)
そこで掘って見ました。
雪を掘って掘ってやっと地面まで掘りました。
そこで宝物を見つけました。
雪の下には春を待つ野の草花の芽がもう出ていました。
厳しい冬を耐えて春の準備はもう始まっていました。
これこそ宝物ですね。
そっと雪で覆って春まで待つことにしました。
春には素敵な宝物の花が咲きますね。
ここだけの話です。

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- 2013/02/06(水) 05:30:10|
- ここだけの話
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氷点下19度の早朝
新栄の丘で日の出を待つ
西の空に満月が沈み
白み始めた東の空
もうすぐ夜明け

雪女は満月の夜に子供達と遊ぶという伝説があります。
もうひとつ満月の夜だけの伝説があります。
それは人間の男に愛を告白できるという伝説です。
子供達と遊べた雪女だけが人間の男に愛を告白出来ます。
しかし満月の夜になると人間の親達は雪女に子供を連れ出されないように
しっかり抱きしめて寝ますので子供達と遊べる雪女はほとんどいません。
満月の夜が明けると綺麗な朝焼けが見れます。
それは人間の男に愛を告白出来なかった雪女の情念の色です。
うまく子供達と遊べて人間の男に愛を告白してもその愛が叶わなかった場合は
雪女の怨念の色の朝焼けになるそうです。
ここだけの話です。
さてこの日の朝焼けは
情念の色?
怨念の色?

オプタテシケ山と朝焼け


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- 2013/01/30(水) 05:30:12|
- ここだけの話
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小人さんは哲学の木に向かって歩き続けます。

雪原を越えて

三本の木を過ぎるともうすぐです。

やっと哲学の木にたどり着きました。

「哲学の木さん、お姫様を知りませんか?」と尋ねると
「ああ知っているよお姫様は私が切られるかもしれないと言う話を聞いて
地主さんに切らないようにお願いしたり、町の人に貴重な木なので保存をお願いしたり
全国の私のファンにも呼びかけるため旅に出たよ。」と答えてくれました。
「小人さんが来たら心配しないで家にお帰りと伝えて欲しいとも言っていたよ。」とも。
小人さんは哲学の木さんが切られないこと祈りながら家路につきました。

久しぶりの我が家です。

夕方、庭に出るとクリスマツツリーが。

旅に出ているお姫様からのプレゼントでした。
深夜にはサンタさんもプレゼントを持って来ることでしょう。

皆様も素敵なクリスマスイブをお過ごし下さい。
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- 2012/12/24(月) 18:30:40|
- ここだけの話
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小人さんのお姫様探しの旅はまだ続いていました。
車が通らない早朝には道路を歩いたり

白樺の小道を歩いたり

時には人間の足跡に苦労しながら

ミニスノーモンスターの横を行くと

ビッグスノーモンスターの林が現れました。

雪に覆われた青い池では木に登ってお姫様を探しましたが
小動物の足跡があるだけでお姫様の手掛かりはありません。

しろひげの滝を覗き込みましたがお姫様はいませんでした。
(わしのしろいひげの方が立派かな。)

ロールちゃんから
「哲学の木さんがお姫様を見かけたらしいよ。」と聞いた小人さんは
哲学の木に向かいました。

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- 2012/12/23(日) 18:30:12|
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| コメント:6
ツリーハウスでぐっすり眠って元気になった小人さんは今日もお姫様探しです。

クリスマスツリーのそばに足跡がありましたが
お姫様の足跡ではありませんでした。

深い雪に苦しみながら歩き続けます。

池にいたカッパさんに
「お姫様を知りませんか?」と聞きましたが
魔女に魔法をかけられて凍りついていて話が出来ませんでした。。

お姫様はどこにいるのか?
雪に埋まりながらひたすら歩き続ける小人さん。
小人さんの旅は続きます。

ここだけの話です。
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- 2012/12/17(月) 18:30:03|
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| コメント:12
ある日の朝
森を散歩していると
何か黄色のものが見えていました?

「プワー!よく眠ったな!」
と小人さんが雪の中から現れました。
小人さんは雪の中でも眠れるんですね。

「お姫様を探しているんですが、知りませんか?」
と聞かれたので
「知りません。」と答えました。

小人さんは森に向かって
「白雪姫!」と叫びましたが
何も応答はありませんでした。
「お姫様を見かけたら教えて下さい」
と言うと

森の中に歩いて行きました。

ここだけの話です。
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- 2012/12/14(金) 19:13:34|
- ここだけの話
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昔むかし。
開拓民の家族がいました。
お父さんとお母さんと1歳を過ぎた女の子の家族です。
その年は大雪が続き、毎日生きていくのが精一杯でした。
ある日女の子が熱を出し寝込んでしまいました。
何日も高熱が続きました。
この大雪ではお医者にもいけません。
女の子の額をタオルで冷やすしか出来ませんでした。
お父さん
「せめて祠の神様に治して欲しいとお祈りしたいけど。」
お母さん
「この雪では無理よ。」
開拓村の森には小さな祠がありました。
初詣での時は開拓民総出で雪かきをして行けましたが
今は雪が深くて行くことが出来ません。
お父さんとお母さんの話を年老いたキタキツネが聞いていました。
昔、キタキツネが傷ついて動けなくなった時、
お父さんに救ってもらい、それ以来この家族だけにはなついて
毎日夕方には来ていました。
貧しい家族でしたがキタキツネが来るとエサを必ずあげていました。
年老いたキタキツネが姿を見せなくなってから、
子供の熱が下り、寝込んだのがウソだったように元気になりました。
春になり小さな祠のそばで年老いたキタキツネの死骸が発見されました。
開拓村の人々はなぜこんな所でと不思議がりましたが、
この家族にはすぐ分かりました。
女の子の病気を治して欲しいと、お父さんお母さんに代ってお祈りしながら死んだことを。
お父さんは死骸を家まで運んで庭に埋めて弔い、そばに福寿草植えました。
今でも、そこには毎年春になると一番早く福寿草の黄色い花が咲くそうです。
ここだけの話です。



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- 2012/02/11(土) 05:30:23|
- ここだけの話
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